Linked Open Data チャレンジ Japan 2020 で最優秀賞を受賞

SDM コンソーシアムで開発した SDM Ontologyが、Linked Open Data チャレンジ Japan 2020 で最優秀賞及びオントロジー賞を受賞しました。 SDMO は,3 次元映像・音声メディアやセンサによるデータメディアなどの収録を対象とし,収録環境から編集系,再生系まで,詳細なメタデータを階層構造に整理して記述するためのオントロジーです.

【プレスリリース】Linked Open Data チャレンジ Japan 2020 受賞作品発表で、以下の審査講評 をいただきました。

(最優秀賞の講評)本作品は、音楽イベントの収録環境や編集・再生系に関する詳細なメタデータを、 SDM コンソーシアムで開発された SDM オントロジーを基とするデータセットにまとめた意欲的な作品です。 その構造的正確さや表現力は、同 LOD を用いたアプリケーション部門応募作品の「Web360Square」からも窺い知れます。 音楽を楽曲としてだけでなくイベントの体験としても場所や時間によらず共有可能になる VR/MR 時代のオープンデータが、 現在のような大勢で集まりにくい状況下でも日常をより豊かにしてくれそうです。

(オントロジー賞の講評)オントロジー研究者が予想もしない分野に果敢に取り組まれたことに敬意を表します。おそらく世界初でしょう。音楽ビジネス分野にこのオントロジーが広がることを期待します。

2020 年 12 月 20 日(日)にLOD チャレンジ 2020 オンライン授賞式シンポジウムが開催されます。